第23章 さあ!海へ!!
そうして材料を
切り終わった時、
2階から琴音が降りてきた。
彼女が最後だ。
琴「ごめんねっ
随分待っちゃった…?」
栞「そんなに待ってないよ。
材料も食器も用意したし、
さっそくあっちに行く?」
そう言って微笑んだ栞鳳に、
刈真は近づき、テーブルの上にある
バーベキュー用器具が入っている
大きなバックを指さした。
刈「じゃあ栞鳳さんは
そこにあるバック、持ってください」
栞鳳は「りょーかい♪」と
バックを持ち上げる。
「重いね…」
と微かに言っているのが聞こえた。
翠「じゃあアタシ達これね!
沙織!一緒に運ぼ!!」
沙「うんっ」
優「カレー…」
大「おい優一っ!
お前もこれ一緒に持て!ほら!」
優一の肩を叩くと、
大河は重そうな袋を
持ち上げた。
優「(´-ω-`)お前力持ちだろ…」
大「いいからやれ!」
美「私は先に行って
準備しとくわね」
連「戸締りは任せて!」
私たちは元気よく
扉を開けた。