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「 水色の革命 」

第23章 さあ!海へ!!








沙「…あ、翠さん!刈真君!」




先程翠を探しに行った刈真が、
翠と共に帰ってくる姿を確認。


心配していた私は、
ホッとしてふたりに近寄った。


翠が「ごめんね」と
頭を下げて謝る。



翠「心配かけました…」


大「全く、しっかりして欲しいぜ」


美「でも無事で良かったわ。」

琴「ね!」




皆も安心して翠に微笑む。
すると、優一がのそっと
翠の前に近寄った。



翠「優一…」



少しムッとした表情をする翠。




優「…。」
















優「腹減った」



翠「なんでやねん!!」




優一の言葉に、
翠がツッコミを入れた。

突然の、しかも予想していなかった
ことが起こり、私は目を丸くする。


だが、ふたりの様子を
見るなり、喧嘩もしそうにないし

むしろお互い微笑み合っていた。




(大丈夫…だね)





私も、にこりと微笑んだ。




栞「しっかし、
  僕もお腹すいちゃったなぁ」




お腹をさすりながら、
栞鳳が言った。

その直後、優一のお腹が鳴る。




優「は、腹減って死にそう…」



大「お前が言うと
  冗談に聞こえないんだよ…」






沙「それじゃあ…お昼にしようか!」








「「さんせーい!!」」









声を揃えて叫んだ私たちは、
海から離れて別荘へと

戻ることにしたのだった。








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