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「 水色の革命 」

第23章 さあ!海へ!!









翠「もしかしてって
  思った訳ですけどもぉぉお!!」





ザバァァアアアンッッ!!!!!






翠「ヒイイイイッ!!!?」









崖を登ろうと細長い道を
渡っていたが、段々と

頂上に近づくにつれて
波が高くなり、


翠は足がすくんで
その先の道に行くことができないでいた。

来た道を引き返すこともできない。



大きく波が
立ち、水しぶきが顔に
バシャッと遠慮なくかかってくる。

それも海の水。
浜の近くよりも塩分が多く、

目にかかるとぴりっと痛いのだ。






翠「こっ、こここんな
  断崖絶壁なんて聞いてないよぉ!?」








ザッッッバァァァアアアンッ!!!








翠「ヒイィィイイッ!!
  すみませんすみませんすみませんっ」







波が押し寄せてくる度に、
翠は何度も謝罪をした。


果たしてそれは波に対してなのか…




とにかく落ちることが
恐ろしく、翠はギュッと
目を瞑り肩を震わせていた…。








「大丈夫ですか」










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