第23章 さあ!海へ!!
刈「あ、如月さん、
ベット、身長足りました?」
優「早く泳ぎに行くぞー…」
そう言って、
ぐっと腕を引かれる。
水着を片手に足がもつれた。
栞「優一君、
刈真君はまだ着替えてないよ」
着替え終わっていた栞鳳が、
側に寄ってきてにこっと笑った。
大河が、
「優一は待ちきれないんだもんなー!」
と声をあげる。
刈「待ってください、
すぐ着替えますからっ」
優「10秒以内。」
連「あはは、刈真君頑張れっ」
こんなやりとりが続いて、
一気に場は賑やかになった。
刈「終わりました…っ」
優「おせぇ…」
気だるそうな声をだして、
再び僕の腕を引っ張っていった。
その後ろを、
残りの栞鳳達が付いて行く。
大「いやぁ~!楽しみ!」
連「皆格好良い水着だね!」
栞「今日は泳ぐのが気持ちいいだろうね♪」
刈「そ、そうですねぇ」
優「~♪」
こうして、僕たちは
別荘を後にした。