第22章 ✝バイト戦記✝Ⅲ
優「やっぱ…持つべきものは
頭の良い奴だよなぁ…」
刈「それはどうも。」
そう言った途端、
優一は刈真の頭にポンと手を置いた。
刈「?」
刈真が頭上にハテナマークを浮かべたその時。
ものすごく乱暴に頭を撫でだした。
刈「おおぅ!!?」
優「あとはもう少し背が高ければな!」
決して悪意のない、
その輝かしい笑顔は刈真を一瞬にして
どん底に突き落とした。
刈「先程の感謝の言葉、撤回致します。
ついでに物理も教えてあげません。」
優「なにおぅ?!!」
翠「あ~らら、優一刈真君怒らせちゃった。」
ニコニコ顔の翠は、
サッと、優一の襟首を掴んで
刈真に背中を見せる。
翠「でも安心して、優一。
あの子沙織にはなんでも教えるから、
沙織が勉強教えてって言ったときに
こっちも割り込んでけばOKだよっ」
優「な、なるほど…。」
刈「聞こえてますよぉ~?」
(※刈真君は聴覚がいいんだよ!
皆、覚えてたかな?)
翠「作者っ!今そんなこと言う!?」
刈「さ~て…。単細胞悪魔さんと
頭がヒステリーな長身さん…?
どうしてさしあげましょうかねぇ…?」
優「おい、嶋瀬こんなキャラだったか…?」
(╰(´◔ω◔`)╯)
翠・優「作者ぁああああ!!!!!!」
その後、
刈真による″説教″が
沙織の部屋で三時間程行われることは
まだ、読者様のみしかしらない…。
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