• テキストサイズ

「 水色の革命 」

第22章 ✝バイト戦記✝Ⅲ






奈「!!?っ」




突然響いた音に
奈菜美は目を見開く。

この部屋には今
自分しかいないはずだ。






……じゃあ誰が…?








手汗が滲んでくるのを感じた。

考えたくないのに
頭の中が嫌なことだらけ思い浮かぶ。



奈「な、なんかの物音で・・・しょう?」



必死にそう言いかけ、
無理に自分を安心させようとした。







『 ドンッ 』




奈「ひぃぃいい!!?」






また響いた音。

何故だか、先程よりも
近く、大きい気がしたのは気のせいだろうか?

嫌な予感しかしなくなった
奈菜美は、すぐに何処でもいいからと
走りだす。ここが人の家だとは知っている。


だが、こんなことが起きちゃあ
誰だってパニックになるのだろう。


真っ暗な部屋の中、
ひたすらに奈菜美は駆け回った。








何かが追いかけてくるのを感じながら。





奈「ど、どうなってんのよぉ!!?」







/ 586ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp