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「 水色の革命 」
第4章 転校生 と いじめられっ子
「まっ 待って!!」
私は刈真を追いかけた。
やっと追いついて彼の顔を覗くと
静かに微笑んでいた。
嬉しさに背中を押された私は
とても幸せな気持ちで溢れかえっていた。
―――――――――――だが
そんな私をだれが許すだろうか?
「なに?あの子。1人で刈真君持ってって」
「いじめられてんだから
それらしく地味に生活してればいいのに。」
「なーんか、刈真君が可哀想なんだけどー」
人気者の君 と 正反対の私 が
共に並んで歩くことを 誰が許してくれるだろうか?
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