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「 水色の革命 」

第4章  転校生 と いじめられっ子


すると

「あ、すみません。」

 
刈真が静かに立ち上がって私に

「何処へ行くの?」

と言った。

「おっ、屋上に行くの。
 ここじゃあ何されるかわからないから…」

「じゃあ 僕も一緒に行こう。」

にこっと微笑む刈真。
嬉しいが 私はとても心配だ。

「だ、ダメだよ! 
 私なんかと一緒にいたりなんてしちゃ」

「大丈夫。」

「僕は何があっても大丈夫だよ。」


「…でもっ」


「さぁ、行こう。」


彼は私より先に廊下の方へ行ってしまった。
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