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「 水色の革命 」
第1章 さよなら そして出会い
家から何分か歩くと、道路に挟まれ、
堂々と建っている大きなファーストフード店がある。
そこで、メニューにあるココアを飲むのが
日課だ。
店内に入ると、いつもの窓側の席に座り
頼んだココアをゆっくりと飲み始める。
「…おいしい。」
ふと視線を感じて横を向くと、
ここで働いている男の店員さんがこちらを見ていた。
「美味しいですか?良かった。」
モップで掃除をしながら店員さんは微笑む。
年は…私と同じくらいだろうか。
いや、もう少し上かな。
私は軽く礼をする。
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