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「 水色の革命 」

第18章 フード店の危機!




相変わらずの賑わい様だ。


私達がお店に来たときと、
さほどお客の人数が変わっていない。

いや、もっと増えたかもしれない…


カウンターの方へ目を向けると、
連が【こっち】と手招きしていた。


私達はすぐに駆け寄る。



連「ふたりとも、制服とっても似合ってるよ。」

沙「ありがとうございますっ!!」

刈「ありがとうございます。」


元気よく返事をすると、
連も明るく笑ってくれる。

そして、自分のポケットから
なにか小さいメモを取り出すと、
私達に向かって説明をし始めてくれた。



連「えーっと、二人はまだ一応
  新人バイトだから、料理を運ぶのは
  もう少し待ってもらっていいかな?

  君達にやってもらうのはー…
  
  うーん…

  あ、じゃあ、注文やってもらおうかな?」


沙「!注文ってあれですね!!あのっ
  なにかの小さな機械に…えっと…っ??」


刈「あれはハンディターミナルだよ。」


刈真が横から囁いてくる。

連は、「おお、さすが刈真君」と
にっこり微笑むと、ハンディターミナルの
説明をし始めた。



連「これがハンディターミナルだよ。」


私達に、注文を取るときに
よく見る小さな機械を渡してくる。


連「これを開くと、
  あらかじめメニューを印刷された紙が
  セットになっているんだ。
  
  これはそれぞれ4行までメニューがあるよ。

  で、もしこう注文されたら…―――――」




説明が長く、私は
頭がこんがらがってしまった…

とにかく、手順としては


1テーブル名入力
2人数入力
3メニュー入力
4キッチンへ転送


だということらしい。




果たして、私はうまく仕事ができるのだろうか…!




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