第18章 フード店の危機!
連「いやぁ~。ふたりはいつも
美味しそうに食べてくれるね!」
沙「だって、本当に美味しいんですもんっ」
刈「(こくっこくっ)」
連は、優しい表情で
こちらを見てくる。逆に緊張してしまった。
沙「そういえば、
本当に今日は混んでますよね。」
店内を見渡しながら呟く。
連「うんっ。大勢来てくれるのは
とても嬉しいんだけど、
生憎ここの店は店員が少なくってね。
ああ、猫の手でも借りたいくらいさっ。」
私は、その言葉に
なにかがビビーンと響いてきた。
猫の手でも 借りたい …?
ガタンッ!!
刈「!!」
連「!!」
いきなり立ち上がると、
青年二人は驚いて目を丸くしていた。
だが、構わず私は叫んだ。
「ここで私達 バイト します!!!!」
連「ええぇえ!!!!!???」
私より奇声を発したのは、
誰よりも驚いていた連だった…。