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「 水色の革命 」

第18章 フード店の危機!





刈「いつもお疲れ様です。」

沙「今日はお昼も出勤なんですか?」


連「ああ、今日は大盛況だからね。
  店長さんから手伝ってくれって頼まれたんだ。

  実は昨日、お店の宣伝で
  街にチラシを配りにいったんだ!
  そしたらこれだよ!!頑張んないと!!」


連は、希望に溢れた眼差しを向けてくる。
その時、後ろの方から声がした。


「連さーん!こっちきてー!!」
「椿さーん!!注文でーす!!!」
「そこの店員さーん!写真一緒にお願いします!!」



私達は、その女性客の言葉に唖然とする。


連は、忙しそうに、
「ちょっちょっと待ってくださいねー!!」
と呼びかけ、私達に言った。


連「ごめんね。じゃあいつもの席に座っててね。」


沙「あっはい!」

刈「お疲れ様です。」



連は、私達に太陽のような笑顔を見せ、
先程の女性客たちのところへ駆けていった。



(お店が混むのもわかる気がする…)



私は、大騒ぎの店内を見渡した。
約9割ほどがもう女性客で埋まっている。

きっと皆、連のあの姿と
笑顔に心を打たれたのだろう…



刈「じゃあ、座ろうか。」


沙「あ!う、うん!」



私は、にこりと微笑む刈真の
大きな背中を追っかけていった。




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