第17章 信じてるから笑うんだ

沙「…！」





私は、自分を憎んだ。























また・・・こうやって・・・























助けに頼ろうとしている。
























いつもいつも




彼に　皆に助けられて




















私はもう　辛いことに負けないと思ってた

















成長できたと思ってた






















だけど　違ったんだ



























私は　　皆の盾の中に




ずっと　閉じこもってただけ











成長なんてしてない







私は今も・・・


























































　ひとりぼっち　なんだ。




















沙「…。」





冷たい涙が　頬を伝い

自分の手の甲に滴り落ちてきた。