• テキストサイズ

「 水色の革命 」

第14章 刈真の過去




優「翠ィーーー。」


翠「!!」
沙「!!」
刈「!!」

後ろから大きく優一の声が聞こえたのだ。

翠「あいつ、まだ帰ってなかったのか…っ」

翠は小さく呟く。
その間に、もう優一は私達の前に走ってきていた。

優「夏祭りのこと…どーすんの…?」

翠「だからメールするってば!」

優「俺今日携帯壊れてる。」

翠「…っ。」

刈「これは…」

沙「しょうがないですね。」

翠「全く。じゃあまた明日ね。今は無理っ!!」


翠は呆れたように言うと、
だめーっというポーズをした。

優一はそのポーズをみると、
「おっけー…」と、返事をし、
またフラフラと私達の前を通り過ぎていった。


沙「優一さんの行動って、
  全然予測できないですよね。」

翠「まあねぇ。はぁ。疲れた、」

刈「意外と似てるかもしれませんよ?翠さんと。」

翠「えっ」

沙「ああ!!まぁ確かにっ!!」


私は納得してしまった。




/ 586ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp