第13章 転校生の夢
そのまま三人でお喋りをし合っていた。
すると、誰かが私達に近づいてきた。
沙「!! 琴音さん!!」
翠「あ、本当だぁ!琴音ちゃーん!」
琴音は私達に手を振って側にきた。
手には何かノートをもっている。
琴「本当暑いね。今日は。」
琴音はそう言うと苦笑いした。
刈「どうしたんですか?」
琴「あ、それがね…?えっと…。」
沙・刈・翠「え!!?小説家になりたい!!!!???」
琴「う、うん…///」
琴音は恥かしそうに下を向いた。
どうやら、琴音は将来小説家になりたいんだという。
刈「すごいじゃないですか。小説家なんて。」
翠「あ、アタシ本読めないけど
琴音ちゃんのは絶対買うよぉ!!?」
沙「私も絶対買っちゃいます!!」
琴「あ、あはは…。でも
まだ全然文章表現とかが下手で…。
だから、ちょっと三人に読んでもらいたいんだ。」
三「小説を?」
琴「うん!」
翠「おお!!よむよむ!!絶対読む!!」
沙「もしかしてそのノートですか?」
琴「そうなんだ。」
刈「じゃあ早速読ませて頂いてよろしいですかね。」
琴「う、うん!」
私達は琴音に本を貰うと、
皆で集まってノートを開いた。
琴音の小説はどんなのなのだろうか。
とてもワクワクする。
始まった。