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「 水色の革命 」

第2章  いきつけのフード店










私はその手をつかめない。







動けないの。手も足も。

まったく言うことを聞かないの。









「それは、君がまだ悩んでいるからだ」











悩んでいるから?







「けれど、君1人ではもう耐えられなくなってしまうよ」










…そのとおりかもしれない。

だけど、私は人を巻き込むことなんて出来ない。









もう少しだけ
もう少しだけ、頑張るから、







まだ、頑張れるから、







その時まで、待っていて。














「   わかった。   」















そう言った彼の顔と意識が
一気に崩れた。












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