第9章 文化祭
途中で大河達に会った。
すると大河は美紀の手を取り、
本当にお姫様と執事のようだった。
美「結構宣伝しまわったし、そろそろ
わたし達も仕事に移ろうかね。」
沙「うん。それにしても大盛況だね!文化祭!」
大「今連絡取ったら、次のペアに
宣伝行かせるから帰ってこいだってよ。」
美「あ、次のペアは医者とナース。
メイドと王子様だって。」
沙「ナースってことは翠さんですね!!」
刈「まだまだ仕事が多いね。頑張ろう。」
全「了解!!!!!!」
ざわざわと騒がしい校内のなか、
わたし達は宣伝をしながらクラスに戻っていった。
ところが、クラスの前には
たくさんの行列が。なかにはいっても、
そこはお客さんで満席だった。
だが、コスプレしている店員の接客も
プラネタリウムの進行も全く問題ない。
お客さん全員が、わあ!と声をだして
楽しそうに星をみながら食事をしていた。
プラネタリウムが終わってお客さん達が
出て行く時、ナース姿の翠が黒い幕のなかから
汗をながしてでてきた。どうやら星を動かす
担当をしていたらしい。