第5章 忘れちゃった?
エ「そこで皆に聞きたい。エレンを
リヴァイの下におくか、秋の
下におくか。」
『あたしは、リヴァイのところの
ほうがいいと思う。』
この人話聞いてたのか!?
『ハンジ、陣形持ってるぅー?』
ハ「う、うん」
ハンジさんが机に広げたのは
今度の壁外調査の陣形。
『あたしの班、ここ。リヴァイは?』
秋さんごピッと指差し
たのは陣形の最前線。
リ「俺の班はここだ。」
リヴァイ兵長が指差したのは陣形の
比較的安全な場所。
『あたしの班だとつねに最前線で
巨人と遭遇しなきゃいけない。
あたし達も絶対助けら
れるとは限らないし。
もしエレンが新兵の中でかなり
優秀だとしても、生きて帰ってこれる
確率は少ないし、それだと目的も
果たせないんじゃない?
そうでしょ、エルヴィン?』ニヤ
ゾワッ
(((((!?)))))
またあの年に似合わない
艶しい笑みをした。