第5章 忘れちゃった?
『ねぇ、あたしのマント知らない??』
ゲーアハルト
「エレンに貸してから行方が
わからないということなのですが」
マント…?
意識を手放す前に確かにマント
をかけられた記憶がある……
エ「すみません、俺もここに
きたときにはこの格好だったので……」
『そっかぁ……
どうしよ?これから掃伐でしょ?』
ゲーアハルト
「だから俺の貸しますって。」
2人でゴニョゴニョと話し後
『うん、わかったありがとね、エレン。』
そういってドアの方向に向かった2人。
ドアを開ける前に秋
副兵士長が振り返って
『もう忘れちゃった?』
髪を後ろでまとめてイタズラな
笑みでこっちを見た秋副兵士長。
あの髪と笑かた!?
エ「秋さん!?」
『5年後に自分が後悔しない行動をする。』ニヤリ
バタン。
あの言葉……
──────
『5年後に自分が後悔
しない行動をしなよ。エレン。』
訓練兵団にいたとき
かけられた言葉……