第8章 衝突
「そうだな…それに疲れたろ?あんまりさっきみたいなの慣れてないだろ?」
「……………」
見抜かれている。
「先生…さすがですね。正直、遠野さんみたいな人怖いです。何をやるかわからないですからね」
「そうだな…取り敢えずこの時間は休むといい。後で、教科の先生には俺から言っておくから」
そう言ってドアを開け美月を中に招く。
「ありがとうございます」
(正直助かる。少し怖かったし…)
手が少し震えてるのを隠す。
美月が保健室に入り、ドアを閉めると引き寄せられキスをされる。
「…………!」
突然の事に大きく目を開く。
「せっ…ん…っ…」
少し口を開くと、すぐに舌を入れられ絡ませた後、吸われる。
「〜〜〜〜〜〜っ!」
はぁっ…と息を吐きながら唇が離れると、糸が二人を繋いでた。
「先生…授業中にこんな事していいんですか?」
「そんなの…今さらだろ?」
紅林は、互いの額をくっつけて笑うとまたキスをした。
「ん…」
「ん…は…」
クチュ…チュ…チュク…
キス音が響く。
足が震えて、立つのがやっとになりかけると、キスをしながらテーブルに押し倒される。
「ん…先生…」
「はぁっ…美月…」
激しいキスを繰り返す。
「せっ…ん…せ…これ以上…される…っと…シたく…なり…ます…はっ…あっ…」
「ん…俺は…もう…シたい…よ?」
言いながら、キスの雨を美月に降らせる。
「はっ…こんな…所で…」
「…そうだな…だから…」
紅林はズボンのベルトを外し、チャックを開け、美月の手を握るとパンツの上から触らせる。
「お互いのを…擦り合おうか?」
美月の下着に指を当てゆっくり擦る。
びくんと美月の身体が反応する。
「あ…先生…」
身体がぞくぞくする。