第5章 百合心中
二人は、無我夢中で秘所を擦り合った。
水音が耳に届く度、興奮の熱に囚われる。
「…あ…ん…気持ちいい…」
「…はっ…女の子同士でこんな…良いなんて…あ…」
お互いに向かい合って抱き合い、秘所をぶつける様に腰を動かし、舌を絡ませ、舐めた。
「あんん…美月…せん…ぱ………いい…ですぅ…すごく…これ…エッチで…興奮がぁ…止まらない…です…んん…はぁ…」
お互いの舌を、離すと糸が引いた。
「…んふ…良かった…気持ちいいって…感じて…くれて…じゃ…もうちょっと…頑張ろう…かな…」
そう言うと美月は、夢を軽く押し倒すと、夢の片足を抱き締める様に持ちあげ、足を絡ませそこを激しく擦りつけた。
持ち上げた足に、胸を押し付けた。
「あん…美月先輩の胸柔らかぁい…すごいっ…エッチ…」
「エッチなの好き?」
「大好きですぅ…」
「あ…私も…気持ちいいの…好き…みたいっ…」
擦るスピードを上げる。
「あっ…あっ…ああんっ…」
「はっ…あ…あっ…」
二人は同時に果てた。
ごろんと寝転んで、荒い息を吐き、見つめ合い、笑った。
(ああ…美月先輩と…しちゃった…)
夢は瞳を閉じ、恍惚感に酔った。
落ち着くまで休んだら、美月が「汗を流しましょう」と誘い風呂場へ向かった。
身体を荒い、湯船につかると自然に息をついた。
「…ねぇ、白河君とはどうなってるの?」
「ぶっ!?」
突然の話題に、吹いた。