第5章 百合心中
初めて、美月先輩の家に行った。
緊張していたのに、美月先輩の部屋に入ると美月先輩の香りがして、私の中でスイッチが入った。
ベッドに座り、向かい合うと図書室での事が自然と思い出される。
淫らなカップルの姿と、美月に迫られた時の事。
あれからまるで、お互いにおあずけを食らってたみたいに感じる。
(…私、美月先輩となら…)
身体が熱くなっていく。
(エッチな事…してもいい…)
Hなスイッチが入ると、自然と唇を重ねあった。
(私、美月先輩の事好き…)
この好きが、恋かどうかはわからない。
なのに、エッチな事はしてもいいと思ってる。
女の子同士なら避妊とか気にしないで、Hが出来るから…等と言い訳を頭に並べてる。
お互いの息がかかるくらい近い。息はもう荒い。
「ここ…お互いのくっつけて…こすり合いましょうね…」
下着を脱ぎ、ぐちょぐちょに濡れたそこを夢に見せる。
夢も下着を脱いだ。
「…はい…美月先輩…」
夢は準備万端と言う様に、妖艶な笑みを浮かべ、お互いのをくっつけた。
そして、擦り合った。