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Hな女の子は嫌いですか?

第3章 秘密



「…さっきから百面相してるよ。痛い子だと思われるから、気をつけた方がいい。」
(う………。)
「…はい…。」

夢は、俯いてとぼとぼ歩いた。

しばらく無言でいると、少し先を歩いていた白河が振りかえった。
「俺、こっちだから。」
「あ…はい。さよなら…。」
「ん。それじゃ。」

段々白河の後ろ姿が、小さくなるのをしばらく見て息をはいた。

(現実はこんな感じだよね。)
緊張から解放されて気が楽になった。が、少し寂しい様な落胆した様な気持ちを抱えて、夢も帰路についた。
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