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Hな女の子は嫌いですか?
第3章 秘密
そしてまた、放課後。
夢は、また図書室に来ていた。本を返し、新しい本を探す。
(文集、何書こう…)
「本当…ここはいろんな事が起こる所ね…。」
「え、あ…美月先輩…。」
カタン。
本棚に背中がぶつかった。
至近距離に美月の顔がある。
「また…ここで…会うなんてね。」
息がかかる程に近い。
「み…美月先輩…?」
美月の雰囲気は今までと違う…。
初めて感じた。
少し怖いと。
「どうしたんですか?」
でも、なぜかドキドキした。
何かを期待している自分がいる。
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