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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第11章 カミュ×妻子






数日ほど休みがとれたので
いつものように
我が屋敷へ帰る。








『お帰りなさい、アナタ。』







彼女のベッドのある
部屋に入ると
にこりと笑ってこう言う。








俺も








「あぁ。ただいま。」








と、笑顔をつくってみせる。








おそらく、
俺の作り笑顔も、
悩んでることも分かったのだろう。








隣に座る俺の手を
ギュッと握って









『私、貴方が出した答えを信じるわ。








絶対に後悔しない。








だから、貴方も後悔しない道を選んで。








私とシヲンは貴方にずっと
ついていくわ。』








と強い眼差しで
言われた。








「フッ……








すまないな。








まさか、お前にそんなことを言われる日が
来るとはな。」








俺は彼女の目をじっと見つめて
わしゃわしゃと
頭を撫でた。








『ふふっ。








もう、母親ですから。









母は強し、です。』









**









部屋を出ると
シヲンが待っていたとばかりに
飛び付いてくる。







俺と○○と同じ髪色
同じ肌の色
くりっとした瞳は彼女似で、
瞳の色は俺と同じ水色




素直なところは○○に似てる。






可愛い息子だ。






「パパっ!!♪」






ギューッと俺の足を抱き締めて
離さないシヲン。






「久しぶりだなシヲン。








また大きくなったな。」








頭を撫でるとパッと手を離して
抱っこをせがむ。








久々に会うときくらいは
目一杯甘やかしてやる。








「ふっ…








シヲン、何処かへ行こうか。








何処へでも連れてってやるぞ。」








抱っこしてから
廊下を歩きながらそんなことを
言っていると、








急にシヲンの目に涙が。








「パパぁ…っ、








ぼく、グスッ…何処にもいかなくていい。







いいからぁ…っ、







パパも、っ…何処にもいかないで…っ!!」







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