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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第15章 レン×裸エプロン




会場に戻った俺は
開会の挨拶をするようにと
前に立たされる。


見知った顔が
俺をじっと見る。


少し深呼吸をしてから


「こんばんは、レディたち。


今日は、俺の誕生日を祝ってくれて
どうもありがとう。

と、ウインクをすると

いつも、昼休みに
俺のもとにきてくれるレディたちから
少しの悲鳴が聞こえる。


「聖川も、色々とありがとな。」


少し影になった場所で
○○と並んでいる聖川を見る。


そして、、
本題に入る。


「今日俺は
皆に伝えたいことがある。」


シーンとなっている会場に
俺の声だけが響く。

そして、○○を指して

「俺は、
そこにいる○○と結婚する。」


といい放つ。


「なっ!?」


『へっ!?!?』


会場中が驚き、
悲しんでいるもの
怒っているもの様々な反応をみせる。


報道陣は一斉に食い付き、
我先にと動き出す。


父親に知れることも
時間の問題だろう。


けど、関係ないね。


俺がそうするって
決めたんだからさ。


俺は、ステージから降りて
聖川や○○達が居るところへとさっと向かい、


報道陣に囲まれる前に逃げる。


「き、貴様っ、

せっかく俺が開いたパーティーを

よくも無茶苦茶にっ!」


「ははっ、

すまないね、聖川。

ほら、○○行くよ。」


『えっ、あっ、ハイ!!』


○○の手をしっかり握って


追いかけてくる
すべてのものから
俺たちは逃げていった。


もう、後戻りできない。


母さん……
ごめんね。


綺麗な星空に向かって
心のなかで謝ると


背中を押すみたいに
星が流れた気がした。





END



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