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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第10章 藍×白衣眼鏡




**

今年1番の研究成果に
研究室は大盛り上がり。

夜に祝杯をあげることになって
まだ終業前だけど
皆は一旦家に帰っていった。

僕は○○さんを
夕日が差し込む倉庫に呼び出して
二人きりになった。

「よく成功しましたね…」

扉から奥まったところにある
ラックの中身を整理しながら
彼女と雑談する。

彼女はしゃがみ込んで
傍の棚にもたれかかっている。

『うん。。

でもこの成功は私だけの力じゃない。
藍ちゃんも実は貢献してたんだよ?』

このお祭り騒ぎに
どこか他人事だった僕は驚いた。

「え?」

『藍ちゃんがもってきてくれた段ボール、
捨てるのもったいなくてずっと残してて、

一昨日の夜、あまりにも成功の兆しが見えなくて
半分やけくそで色々と混ぜてみたの。

そしたら昨日成功の反応が出て、
それで生成できたの…。』

「……そうだったんですか…。」

『うん。だから藍ちゃんのおかげ。』

少しの沈黙が続く。

それから、

『藍ちゃんもこれ飲んでみなよ。』

沈黙を破って
例の新薬を取り出してみせる。

僕は薬を近くで見ようと
彼女の傍らに座る。

すると無理矢理僕の
口につっこむように
瓶の口を唇に押し当てられる。

「むぐっ」

ゴクッ…

飲んだ途端
体全体に浸透していく感覚。

『どう?』

いつもは表情が出ない僕だけど、

「○○さん……///」

顔が赤くなり
言動も大胆になった。

『やっぱ、成功だよ……
無表情な藍ちゃんが
顔真っ赤にして
キスしてくれるんだもん……』

そう言ってから

僕のキスに応えてくれる。

『チュ…ん、はぁ…//』

「ん、…ふ、…っ…//」

『藍ちゃ…っ…んむぅ…っん、////』

舌を絡ませると
○○さんの頬も赤らんでいく。

「○○さん…//
かわいいよ…?///」

『うぅ…///』

いつものしょんぼり顔とは違った
堪らない顔。

大好きになっちゃった。

『はぁ…はぁ…
藍ちゃんの全部ちょぉ…だい。////』

この一言で
僕の中のタガが外れた。

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