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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第10章 藍×白衣眼鏡




そもそも、研究してることが
全然違うんだけど…

ばっと○○さんをみると

『……(´・ ・`)』

いつものしょんぼり顔。

(はぁ…この役立たず、
僕が行っちゃってもいいのかよ。)

じぃっと見つめると
目が合う。

すると

『えへへ…どうしましょう?…』

だってさ。

(ひき止めてよ。)

僕は腹が立ったから
行きますって
言っちゃいそうだったけど、

「この研究を○○さんが
成功させられたら
僕をここに残してください。
お願いします。」

と友千香さんに頭を下げる。

少し沈黙があったけど、

「ふっ、いいわよ?

期限は2週間。
貴方は手伝わないことが
条件でいいならね。

いい?」

と、少し厳しい条件を突きつけられはしたが
許してくれた。

「はい。」

ぼくはハッキリと返事をする。

『ええっ、ちょちょっと…;;』

勝手に話進めないでとでも言いたげな
○○さんに見向きもせず
カツカツとヒールをならしながら帰る友千香さん

僕も友千香さんを真っ直ぐ見つめながら
へなちょこを無視する。

そしてそのままその場を去った。



**

次の日から
ぼくは二つの研究室の間にある
倉庫を片付けていた。

まぁ、これくらいしか
やらせてもらえなかったんだけど。

それにしても汚いな。

ぼくは効率的な
掃除方法を検索して
早速開始。

まずは、要らないものを捨てよう、

□□と書かれた段ボールと
渋谷と書かれた段ボールを

互いの研究室に持っていき
要らないものは捨てるよう言う。

○○さんの様子見ついでだ。


ちゃんとやってるのかな、
あの人。


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