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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第10章 藍×白衣眼鏡




いつもの日常

『ふぎゃぁぁっ!!!
藍ちゃん、逃げてぇぇっ!!!!』

という叫び声と共に


ー…ボンッ!!!!


という小さな爆発が起こり、
辺りが白い煙に包まれる

『ケホッケホッ…
藍ちゃ、、大丈夫?』

「ケホッ…大丈夫…」

『へへっ、
また失敗だったねぇ~(✿´꒳`)ノ』

顔に煤をつけて
へらっと笑うこのアホ面は

□□ ○○さん。

「また…ですか。
というか、
いい加減にしてほしいんですけど。」

いつも、この人が失敗する度
睨み付ける僕。

『あ、う…ごめんなさい…(._.)』

いつもそうしちゃうのは
この顔が堪らないからだ。

さっきまでヘラヘラしてたくせに
相手が怒ってると思うと
このしょんぼり顔。

まぁ、好き。だよ。

**

ここは新薬の開発を行っている研究所。
それなりに優秀な人達が集まって
毎日研究に没頭している。

○○さんの他に
この研究所には
友千香さんという綺麗な人がいる。

この二人が大きな権力で、

いつも派閥争いをしている。

っていっても、
向こうが勝手に喧嘩売ってくるだけなんだけど。

「あれ?□□さん?
またやっちゃったの?(^^)

所長に相談して今回の研究費は
7:3にしてもらおうかしら?」

噂をすれば…。

『あ、あははっ、

アハハハハハ……っ……

それは困るなぁ……f(^^;』

頬をかきながら
ヘラヘラと笑う彼女。

僕は何か言い返したいけど、
この人が我慢してるならする。

「あと、そこの美風くん?
所長が移動するよう言ってたわよ?
美風は優秀だから渋谷のところに
行きなさいだって。」

名前を覚えられていたことにも
驚いたけど…


何だって?

「え?なぜ、僕が…?」

「そもそも、あなたみたいな
天才クンが、

そんな、失敗ばっかりの
研究室にいる方がおかしいんじゃないの?」


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