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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第9章 蘭丸×峰 不○子




**

何周もして
閉館時間が訪れる。

外へ出ると

ザーッ

どしゃ降りの雨。

ラッキー!

なんて思ってる俺の横で
顔を真っ青にして絶望する○○

『私が何周もさせてしまったから…( .. )
このあと蘭丸さんの行きたいところに
付き合う約束だったのに……

ごめんなさい…』

あまりにも沈んでるから
ウキウキしちまってる俺はちょっと罪悪感…

「ま、まぁ気にすんな…
俺の行きたいところは夜でも
全然大丈夫な所だから」

『でも、ここからどうやって行きます?…
ずぶ濡れでは電車にも乗れませんし…』

「そうだな…
急な雨だからタクシーも混んでて
捕まらねぇだろうな。」

『うーん、…
でもタクシー捕まるまで待つしかないですよね…( .. )』

「んー…」

シーン…
と少しの間沈黙があり、

「じゃあ、雨宿り、していくか?」

と俺は少し行ったところにある
ビジネスホテルを提案。

こいつも、それでいいと言ってくれた。

**

ガチャ…

カードキーで中に入ると

セミダブルの部屋。

とりあえず、
ずぶ濡れの服を脱がないと、

ってことで

○○は風呂で脱いで
そのままシャワーを浴びる。

俺はパンツまで全部脱いで
タオルを腰に巻く。

窓から外の様子を見るけど、
一向に止みそうにない。

(雨宿りだからな。
もうちょっと頑張ってくれよ?)

なんて空に願いながら
ベッドに寝転ぶ。

しばらくして

ガチャ…

とバスルームの扉が開き


タオル姿で出てくる○○を
想像していたが違った。

(なんっつーもん着てんだこいつ。)

『蘭丸さぁん、助けてください。
これ、脱げない///』

チャックがへそ辺りまである
黒のレザースーツに茶髪。

某怪盗アニメのヒロインさながらの
服装に身を包んだ女が

チャックを引っ張りながら
近づいてくる。

「お、おい!!!?///、
おまっ、
なんで、んなカッコしてんだよ!?//」

ベッドから起き上がる俺。

『わ、わかんなっ、…//

お風呂上がって鏡見たら、
こんな、カッコでっ…////』

とテンパりながら出てきておいて

『そ、それより、…蘭丸さ…ッ、裸ッ////』

と、俺の裸を直視しないように
モジモジしながら俯く。

なんか、
恥じらってるし
すっげぇ可愛い。


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