第8章 嶺二×女教師
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部屋に戻って
パパッと部屋を片付ける。
ランランはまだ帰ってない。
よしっ。
ベッドに寝転がって彼女を
待っていると
ダダダダ
誰かが走ってくる音がする。
そして
バァン!
勢いよく扉が開き
○○が現れる。
その服装に驚くぼく。
『嶺二!見て!
スゴくない!?』
いつもの制服はどこへいったのやら
スーツのスカートに、
ピンクのブラウスを腕まくりして、
眼鏡と、黒のストッキングで登場する
彼女。
18歳とは思えない
その色香に溢れる感情が
止まらない。
「どっ、どうしたの、それ。」
(すっごいエロいんだけど。)
『分かんないけど
ポンッて変身したー♪』
キャーキャー言いながら
自撮りして
SNSに投稿しようとする○○ちゃん。
「ちょっと待って、」
それを阻止する。
だって、それはダメでしょ!
男のファンが増えちゃうじゃん。
彼女は携帯を没収するぼくに
抵抗するけど、
さすがに力じゃ敵わない。
さっそく
勉強始めるぞーって
なったのはいいけど、
○○ちゃんがエロくて
集中できません。
谷間とか
口元とか
指先とか
なんかイイっ!!
彼女はそんなぼくに気付いてか
クイッと眼鏡をあげて
『嶺ニ君?
集中できないの?』
と何だか先生モードON
で聞いてくる。
○○ちゃん、楽しみすぎ。
「うぅ、
○○ちゃん、どこでそういうの
覚えて来たの~?
嶺ちゃん、限界…」
無理矢理押し倒すぼくに
顔色一つ変えずに
待ったする彼女。