第7章 セシル×アイドル
『ごめっ、なさッ…!!!////
セシルく…っ、やぁぁっ////』
色々考えていると
"セシルくんとの別れ"が脳裏を過ぎり、
涙が出てくる。
「○○っ…??//」
驚いたのか、動きを止めて
荒い息遣いを整えていくセシルくん。
『ふっ、グスッ…
ごめんなさぁ…っ、っ』
泣きじゃくる私を
お姫様抱っこして
畳の上に連れていき
そっと抱き締めてくれる。
「ごめんなサイ。
痛かったですか?」
私はそんなセシルくんの
質問に首を横にふってこう答える、
『ううん。
怖かったからっ、
嫌われちゃったかと、
思っ…ッ…ううっ。』
まだ涙が止まらない私の
首裏にそっと手を添えて
優しく引き寄せ
キスをするセシルくん。
「ンンッ…///」
『んむっ……ふぇ?///』
急な優しいキスに驚いて
涙も引っ込んでしまう。
「ワタシ、嫌いになりません。
ちょっと、レンに
ヤキモチ妬いてしまいマシタ。」
そう言って真っ直ぐ私を見つめて
頬をスッ…と撫でるセシルくん。
『ヤキモチ………
妬いてくれたの、?///』
信じられない。
セシルくんが
ヤキモチなんて…///
「はい。
ワタシは、○○のことになると
冷静になれません。
どうしても、貴女は私のだと
この体に刻みたくなったのデス。
怖がらせて、ごめんなサイ。(´・_・`)」
シュンとするセシルくん。
『ううん。
私こそ、ごめんなさい。
セシルくんが可愛いっていってくれて
嬉しくて、つい、はしゃいじゃったの。
でも、そうだよね。
私だってセシルくんが
他の女の子と仲良くしてたら
ヤキモチ妬いちゃう…///』
セシルくんの瞳を真っ直ぐ見つめて、
私の正直な気持ちを伝える。
すると、
「○○っ!!!////」
再びギューッと抱き締められ
私も強く抱き締め返す。
もうお互いの体を貪る熱は
残っていなかったので
二人で
軽くくちづけたあと、
『戻ろっか?』
と、楽屋に戻っていった。