第7章 セシル×アイドル
春歌さんが説得してくれて
なんとか楽屋に入ることができた。
久々の春歌さんに
テンションが上がる。
「お久しぶりですね!!!
っていっても、
セシルさんがいつも
○○ちゃんのこと話してて
あまり久々な感じ
しませんが。笑」
『あはは…
何と申せばよいのか…;;//
それより助かりました!
セシルくん、困ってるかとおもって
勢いできちゃったんですけど、
外に怖い人達居て、
諦めるところでした。』
って、2人で笑いながら話していると
「あっ、そういえば
セシルさんに用事ですか?」
と、本題に入ってくれる春歌さん。
『はい。そうなんです。
セシルくんこれウチに忘れちゃってて
届けにきたんです!』
と私はネックレスを取り出す。
「そういえば、
ネックレスを忘れたって
セシルさん結構焦ってましたよ^ ^
絶対喜びます!」
2人で笑いながら
セシルくんたちが楽屋まで帰ってくるのを
まつことにした。
**
「この匂いは…
○○ーっ!!!」
楽屋の扉を開けると同時に
抱きついてくるセシルくん。
『わぁっ!///
セシルくん!!!
あ、これ…ネックレス…!!』
驚きながらも
さっとセシルくんの首に
忘れ物をかけてあげる
「ありがとうございマス、○○。
これで頑張れます。」
ギューッと更に抱き締められる。
心臓は破裂寸前。
次に
「どこどこ?
って、ほんとだ!
久しぶりだな!○○っ!」
と楽屋に入ってきて
ぴょんぴょんと跳ね回る翔さん。
『お、お久しぶりですっ!!!』
そのあとも音也さん以外の皆さんが
楽屋に戻られて圧倒される私。
皆さんとってもきらきらです。
今、音也さんのソロ中らしくて
順番待ちみたいです。
次々と皆が
スタンバイしていくなか
春歌さんと私達もそろそろ…と言って
先頭切って楽屋の扉を開けると、
バシャァァ
上からなんだか
水が降ってきて
ポタポタと
目の前に滴がおちる。