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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第34章 真斗×ウェディングドレス




ある日…
いつもは出向かないパーティに
父の代わりとして出席することになった。


というのも、
神宮寺財閥の長男が
結婚することになったのだとか…


父は神宮寺財閥から
招待状を受け取ったものの
気が乗らなかったのだ。


行かないのは
面目が立たないと、俺を代わりに出席させた。


だが俺はここに来て
衝撃の事実を目の当たりにしなければならなくなる。


「皆様…今夜は
私、神宮寺誠一郎の婚約会見に
お集まりいただき
誠に有難うございます…」


神宮寺の兄の挨拶が始まると、


「やぁ、聖川…
お前が来たんだな。」

神宮寺が話しかけてきた。

「あぁ。
父が来ないというのでな。」


「うちも、似たようなものだ。」


「そうか。

その…お兄さんの婚約者というのは?」


「あぁ、
政略結婚だよ。

かなり優秀な人らしい。

□□財閥のご令嬢だとか…」

「ほぉ…
□□…か…

最近名前を聞かなかったので
まるきり忘れていた…」

「それが
なんとか持ち直したらしくてね、

その立役者がそのご令嬢なんだと。

この業界は
今やその話で持ちきりだよ。

そういう話題性も含めて
この神宮寺に取り込むつもりらしい。」

「…なるほど、

まぁ、恋愛結婚なわけがない…か、」




「それでは、
私の婚約者をご紹介いたします。

□□財閥のご令嬢…」



「お、そろそろでてくるみたい」

「あぁ。」



「□□ ○○です。」


俺は、耳と目から入ってくる情報に
固まってしまった。


「せ、せんせ…ぃ…?」


彼女が、…令嬢?結婚?



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