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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第34章 真斗×ウェディングドレス




彼女は、
ペコリと頭を下げて


『皆様…
今夜は私と誠一郎さんのために
お集まりいただき、誠に感謝いたします。

この度、誠一郎さんと
結婚することとなりました、
□□ ○○と申します。

今後立ちはだかる
様々な壁を
2人で乗り越え…長い時を共にしていきます…』


挨拶を始めた。


あの時の先生の言葉が脳裏をよぎる。

"無理…だと思うな…"

こういうことだったのですね…

俺はこの現実に、
どう立ち向かっていいのか
すでにわからなくなっていた。

あぁ…先生…
貴女はなんて罪な方なのか…


挙式の日程も告げられ
この会場にいる方を皆招待すると言っていた。

おそらく
また俺が出席することになるのだろう。


どうすれば彼女を奪える?
そもそも彼女は好きで神宮寺に
嫁ぐのか…
俺でも良いのではないか?

そんな考えばかりが
俺の頭を支配して行く。

"そうだ…
彼女は無理やり結婚させられるのだ…
ならば、奪ってしまおう…彼女を。"





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