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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第33章 音也×ベビードール



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「久々に学校行こっか?」

翌朝、目の下にクマができてる音也くんは
無理やり作った笑顔でこう言った。

『ほんと!?』

音也くんはコクっと頷いて

「俺のそばから離れないって
約束できる?」

って作り笑顔。
いつもは明るく元気な音也くん。

でも、昨日のことで
大きな後悔をしている様子。

でも、私は思っていたより大丈夫。

『うん!
絶対離れない!
何かあっても絶対に音也くんを呼ぶから。』

そう言って、彼を抱きしめた。

私は音也くんとまた居られることが嬉しかった。
あの扉の向こうの景色を忘れかけていた私。

もう一度ここから出て
彼とやり直せるなら…

そう願っていたから。


「あとさ、帰りに産婦人科いこ…」

私の腕の中で
そう言った音也くんは
少し悔しそうだったけど、

『うんっ、ありがとう…』

と、私はさらにきつく抱きしめた。

すると、音也くんは
ギュッと私の腕の中に
顔を埋めた。


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