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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第33章 音也×ベビードール



月明かりだけが部屋に入って来て
私達のベッドを白く染める。

音也くんの肌の色も何だか白く見えて
私の肌の色も白く見えた。

音也くんの綺麗な赤色の髪が
月明かりでキラキラ光って眩しい

私は霞んだまま、
その光の側に居続けられる自信がなかった。

それでも、音也くんは私が居ないと
生きていけないなんて言ってくれるから
霞んだ色の私でも彼のそばに居られる。

今日は寝られないだろうからって
私が寝るまでずっと起きてくれてる。

音也くんの腕枕で向かい合って
キスもセックスもせず、ただ見つめ合う。

月の位置が変わって
影が形を変える。
音也くんの曇りのない瞳が
私の脳まで見透かすかのようにじっと見つめる

今日の音也くんは今までで1番カッコよくて
1番頼りになる男だった。

この人の腕の中に居れば、安心なんだと
そう思わされた。

スッと目を閉じると、
すごく暖かな夢を見た気がした。



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