第33章 音也×ベビードール
『あっ、ふ…ぅやぁ…』
「イヤイヤってそればっかだな」
ベッドに備え付けられた拘束具で
体を拘束され
身動きが取れない状態で
四ノ宮くんに体を弄ばれ続けて
どれくらい時間が経っただろうか
目隠しは外されないまま
体だけが敏感になっていく。
『あっ、あっ、も…
四ノ宮く…やめて、…』
「砂月…ってよべ。」
『ぁう、さつき…っ、さつき…
も、やらぁぁっ』
「ほんと、この身体やべ…//」
『も、おっき、の…
苦しくて痛いからっ…』
「俺まだイってねぇだろ?あ?」
『や、なんでぇ…
こんなひどいよ…ぉ
音也く….たすけて…っ、んっ』
「他のやつの名前呼ぶんじゃねぇよ」
パァンッ
右の耳から鼓膜を裂くような音が
聞こえたかと思ったら
右の頬がすごく熱くてジンジンしてきた…
『ぁあ、うっ、…
ごめんなさ…っ、』
「っ、なんで締まるんだ…よ、//」
『あ、も…あっ、やっ、』
ぐちゅぐちゅと
四ノ宮くんが出入りする
音だけが聞こえてきて
私は酷いことをされないように
我慢するだけ。
早く終われ
早く終われ
早く終わって……。
音也くん…
「あ、やべ、…
キそ…んっんっ、」
『へ?ぁ…んっ、や、
はげし…や、待ってナカだめ….っ』
「も、おそいっつの…」
『あっ、やっやぁぁぁあっ!!!!!???』
ドピュッドピュ
ピクッピクッ
「はぁ、はぁ…」
『はぁ、やぁぁ…
ぅわぁぁっ、ぐすっ…
ごめんなさっ、い』
「!?!?」
『ぅぁぁああぁぁっ』
最悪すぎる。
どこかへ消えてしまいたい。
音也くんごめんなさい。