第5章 那月×猫耳
しっかり者の○○ちゃんは
いつも、するのを忘れてしまいそうになる
僕のために
枕元にゴムを忍ばせてくれます。
『あと、2つ…だね…』
背中を向けて
ポーチの中を確認する彼女。
「2つじゃ…足りませんね…」
その背中を抱き締めて
耳元で囁く。
『ふぇっ!?///
あ、…もうっ!!…////』
耳を押えて
僕を睨みつける彼女。
彼女、耳が弱いんですよ。
怒った顔も可愛い。
そして、
『きょ、今日は2回で我慢…
できる?//』
なんて潤んだ瞳で見つめられたら
「もちろんです。」
って言うしかないです。
本当は何回でもシたいんですけど。
『よしよし…//』
いつもとは逆で
頭を撫でてくれる○○ちゃん。
子供扱いも悪くないです。
すると
僕の頭を撫でる○○ちゃんの
頭とお尻の辺りに
ポンッと少しの煙が出て
猫耳と尻尾が現れました。
『ふぇぇっ!?!?!?
ニャにこれっ!?!?///』
口調まで!?!?//
可愛い×可愛いでとーっても可愛いに
大変身です。
変身した彼女に
すぐにでも襲いかかりたい僕ですが、
○○ちゃんは
自分では見えない耳が気になっているようで
両手でそーっと
両耳をポンポンしています。
もう、可愛すぎです。
そのあとも
お尻をみて
尻尾をふりふりさせていました。
彼女はしっかり者だから
なんでこうなってるのか、
どう対処すべきか…
もんもんと考えているんでしょうけど
僕はどうして
こうなったのか…
そんなことはどうでもいいです。
こんな可愛い生き物を目の前にして
興奮せずにはいられません。
なので、襲いかかることにしました。
ガバッ
『ふにぁぁッ!?!?/////
ニャつきく…ん…////』