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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第31章 セシル×OL




**

注文を終えて料理が運ばれて来るのを待っていると

ふと、私の特等席に座っていた男性が席を立つのが見えた。

すると、音也くんの方へふらっと歩いて行き、お会計をしているようだった。

(!!!!
あの人は…いつもこの店の前を通る…)

しばらく二人の様子を見ていると
音也くんの声がうっすらと聞こえる。

「セシル、大丈夫なのかよ〜;;
最近、体調悪かったんだろ?
学校にも来てなかったし。」

「……ハイ。心配かけて…すいまセン。
まだ、少し体調がよくないようデス…」

少しカタコトで話すセシルと呼ばれるその人は、どうやら音也くんの友達。

ジッと2人を見つめる私にセシルくんがバッと気づいてバチッと目が合う。

(やばっ…!!!)

そう思うけど、その綺麗な瞳からなぜか目が離せなかった。

すぐにセシルくんが目をそらして、お会計を済ませた。
それから素早く出て行ってしまった。

そのとき、セシルくんの頬が赤らんでいたようにみえた。

(熱……??)

体調悪いって…それじゃ毎日なんでこのお店の前を…??

いろいろな疑問が頭のなかにたくさん浮かんできたけど

「お待たせしましたぁ〜!!」

「うわぁ〜、美味しそう〜//」

音也くんと、友千香の声で我に返って美味しいディナーを楽しんだ。





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