第30章 レン×吸血鬼
再び風呂に入って
お互いの体を洗い合う。
『あっ、も…いじんないで…///』
「○○…??
俺は体洗ってるだけだよ?」
『手つきが…へん…』
ビクッビクン
「優しく…洗ってあげなくちゃ…ね?」
『も、…胸…やらぁ…//』
「…////
レディ…もっかい…シよっか?」
『も、いっ、やぁぁぁぁあっ、/////』
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女王の屋敷
「…あの子はどうだった?」
玉座に座る女王に、跪くセシル…
「はっ、女王陛下…
お嬢様はどんどん成長し、
吸血鬼との交際までおこなっておりマス。」
「へぇ…吸血鬼…」
ワタシはセシル…
女王に仕える唯一の吸血鬼。
「ハイ。
女王がワタシに命じた
美女連続殺人事件の最初の犯人デス…」
「あぁ…私が○○を、危ないからって街に近づけさせないために考えた例の事件ね…」
「えぇ。…殺されたのは町娘と言うことになっていマスが、
彼女たちはこのお屋敷の侍女たち。まだ生きていマス。」
「当たり前じゃない。
警察に頼んで嘘の事件を作り上げることなんて…
それより、写真はないのっ??」
怖い雰囲気を漂わせている女王陛下ですが、実は大の親バカ。
娘の無事のためなら自分がそばを離れることをも厭わない。
そんな彼女を慕っているワタシ。
年の差?
そんなこと…気になりまセン。
娘を産んでからすぐに
国王が死に、寂しい思いをずっとしてきた彼女。
ワタシは彼女を愛していマス。