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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第30章 レン×吸血鬼




『あ、そういやこれ飲むの忘れてた…』

レディがビンを棚から出してきた

「あぁ…そういえば、完全に忘れてたね…」

『まぁ、いっか…飲んじゃおうよ〜』

シチューを食べながら飲みたかったけど
まぁ、よしとして

2人で乾杯をして、アヤシイドリンクを一口飲んでみる。

すると
『うわっ、まっずい…なにこれ、血?』

と、唇をぬぐいながら舌を出すレディ。

俺は「…そうかい?美味しいと思うんだけど…」
と、優雅にグラスをまわす。

『レン、こんなのが美味しいの?
やっぱり都会の人の味覚は分からないなぁ…』

そう言って、私の分も飲みなよとグラスを渡すレディ。
彼女のグラスの中身も飲み干すと、俺はこの飲み物がおかしいことに気づく。

(やっぱり、血…だよな…)

その飲み物は、少し変な成分が混ざっているものの、ほとんど血液と味が変わらなかった。

俺、もしかして、レディを殺さなくてもこのドリンクさえあれば生き延びれる?

なんて考えながら血に飢えた吸血鬼は
その後もジュースを飲み続けた。

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