第29章 嶺二+蘭丸×ミニスカポリス
交番勤務初日にして
こんな失態を犯すなんて…
『こんなマネして、タダで済むと思って…』
「だから言ったでしょ?
僕は君を交番勤務にさせ続けることも
早く捜査本部に戻してあげることもできる。
それは、君の態度次第だよ?」
『だ、だからって、こんなっ…』
私は彼の自宅と思われる部屋の
寝室のベッドに手錠で磔にされていた。
コスプレのような制服のまま
「……嫌ならやめるか?」
「ただし、どうなるかは想像つくよね?」
『…っ、最低…ッ!!』
「君のその顔が快感でとろける様を見てみたいね…
君が先に僕を傷つけたんだ。
それを体で詫びろってだけの話でしょ?
簡単だよ……」
「アイドルとできるなんて
そうそうないんだからさ、楽しんだらいいんじゃねー?」
『貴方たち、本当に犯人じゃないの?
益々、怪しいんだけど。』
「残念ながらそれはないぜ。
俺たちはそんな事件を起こさなくても
女なんていくらでも抱ける。」
『あ、そ。
じゃあ、その女の子たちを呼べばいいんじゃない?
なんで私なのよ。』
「そういうところだよ。
僕たちに媚びない姿勢。
はっきりした態度。素直な口。
僕は君が僕を知らないって言ったときから
君に見惚れてた…。
だからどんな手を使ってでも手に入れてみせる。
僕に手に入れられなかったものはないからね…
それに、そういう威勢のいいコを
服従させることほど面白いことはないしね。」
『ほんと…ッ、最低ね…』
「褒め言葉として受け取っておくよ?
それにしても…綺麗な足…」
寿さんが左耳に囁きながら私の足をスルリと撫でるので、
私は体を丸め込んで、それを阻止しようとする。
『さ、触らないで!!』
「あれー?いいのー?
それとも、刑事、諦めちゃう?」
『っ……』
私が足を戻そうか躊躇っていると
「おい、こっち向け」
と右側から声がし、首をそちらに向けさせられる。
『っ、なっ…ふんんんっ!?!?///
ンッ…ゴクッ…』
「ン… クチュ…」
すると、いきなりキスをされ
舌と同時に液体が入ってくる。
それを飲み込んでしまう私。
数分私の口内を弄ったあと、
黒崎さんが唇を離すと糸を引いていた。
『はぁ…はぁ….ッ…ゲホッ…
なにを……??///』