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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第28章 トキヤ×チアガール






私はポスターにかかれてある
全女生徒によるチアリーディング
という文字に満足気にしていた。



「すごいな、HAYATOの影響力ってのは…」



急にレンに話しかけられて
ビックリする。



「い、いたのですか……」



「あの番組見てたけど、
まさか、これが狙いだったわけじゃないよなぁ?」


なにか勘付いている様子のレンに、慌てて

「しっ、知りませんよ!
大体私は彼の意見に賛同し得ませんでしたし、
彼の考えていることは分かりません。」



なんて言ってごまかす。



「…ふぅん?
そんなものかね〜
双子なんだし、もっと似ていてもいいのにねぇ…」


それからレンはジロジロと私を見て


「何ですか…?」


と睨むと



「いいや?
なんでも?」



と言って立ち去った。



ほんと、油断できませんね。
彼には注意しないと、
彼女のことだけでなくHAYATOのことまで勘繰られそうです。




**



そして、体育祭当日。



テントの下のベンチに座って
自分たちのクラスの応援をする。



玉入れにリレー、
女子と体育は別々ですから
こんなに動き回っている彼女を見るのは初めてなのですが…



「…どんくさいですね………。」


と、口から漏れてしまいました。


「あぁ、□□ちゃん?」



「わ、私、今、口から…⁉︎」



「うん。…出てたねぇ、心の声が…。」



「べ、別に
か、彼女のことではありません‼︎」


「嘘はだめだよ?
心の声なんて出てなくても、
イッチーはものすごく彼女を見てるからわかるよ」



レンにこう言われて
顔が真っ赤になる


「な、なな何の話かさっぱり…;;」



私がレンの方を向いて慌てていると


その横で翔が立ち上がって

私たちのことなどそっちのけで


「□□ー!がんばれー!」


と、□□さんの応援。



「…□□ですって?」



「やめないか、おチビちゃん。
イッチーがヤキモチ妬くだろ?」



「へ?」



「ヤ、ヤヤヤキモチなぞというもの、
妬くわけないでしょう⁉︎

もう、くだらないこといわないでください。
私はお手洗いにいってきます。」


そして、
私は慌ててその場を去った。


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