第28章 トキヤ×チアガール

体育祭、楽しみですね…
早乙女さんに話をして
応援合戦をチアガールでやってもらえないか提案してみましょうか…


いや、それよりは…いい考えがあります…




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あるバラエティ番組



「今回のゲストは
おはやっほーニュースで話題のアイドル
HAYATOさんでーす。」


この番組は、超大物司会者が話題の芸能人に
根掘り葉掘り質問していくと言うバラエティー番組だ。


「おはやっほーーっ‼︎
みんな、元気かにゃあ？」



「いやぁー、今ではすごい人気ですね！
歌にダンスに演技まで！
幅広い才能にみんな驚いてますよ！」




「いやいや、そんなことないですよぉ〜
これも皆さんの応援あってのことです‼︎」




「それじゃあ、
早速いろいろと質問していくんだけど、いいかな？」




「はい！
プロフィールにあまり関連しないことなら
なんでも大丈夫です！」



「ふむふむ、
じゃあ、なんで朝からそんなに元気なのか
おしえてもらっても？」



「はい！
朝は比較的得意ってのもあるんですけど…」




…………




「ハハハッ
本当面白いな君は。
じゃあ、こういう女性にドキッみたいなのってあるのかな？」



「えーと、
僕、運動会好きなんですけど…
特にその応援合戦でチアガールしてる子とかにドキドキさせられます。」




「なんか、すごくピンポイントだねぇ、
もう体育祭ないお母様方がっかりしちゃうよ〜？笑」



「それくらい元気な人って意味ですよ～
それでなくても何かに一生懸命になってる人にはドキッとさせられます。」




***




その後、体育祭シーズンだった小中高どこの学校の応援合戦もチアリーダーでやることになった。
チアリーディング部でも入部希望者が増えるなど
HAYATOの影響力は絶大だった。



もちろん、この学校も例外ではない…