第4章 レン×メイド
『とにかく、レンくんだ……けっ!?!?//』
途中から
俺まで恥ずかしくなってくる
大暴露をされて
もう黙っててほしくて
ぎゅうと抱き締めた。
「ごめん、○○…
俺、勘違いしてたみたい。」
素直に謝ると
彼女も背中に手をまわして
『いえ…』
とぎゅっと服を握る。
「レディ?」
少し様子がおかしいレディの顔を
覗き込むと
『私…っ、
レンくんの彼女で
いてもいいんですか?』
と涙目で聞いてくる。
(当たり前だよ…○○…)
「不安にさせてごめんね…//
○○は俺の恋人だから。
今日のはその、
聖川 真斗に対して嫉妬したというか…」
と照れくさくて
視線を外して
ごにょごにょ言っていると
『よ、よかったぁっ!!///』
と安心したのか
俺の胸に飛び込んでくる彼女。
「わっ!!//」
とその勢いに驚きながらも
抱きしめようとすると
パッと俺の傍から離れて
さっきのように正座をしなおして
『ふつつかものですが、
よろしくお願いします…』
と、イタズラっぽく笑って見せた。
「レディ…」
続きをシようと
手を伸ばすと
ポンッ!!
と、白い煙のようなものに
レディのからだが包まれる。
「レディ!?大丈夫かっ!?』
慌てる俺。
『な、なんですか、これっ
ゴホッ…ゴホッ…』
数秒後、
メイド服の可愛い彼女が姿を表す。
『なにこれぇっ!?!?!?//』
自分の姿に驚いて
全身を確認する様子の彼女を横目に
心の中でガッツポーズする俺。
(神様…ありがとう!!!)
メイド服の彼女とすることなんて
ひとつだよね?
ジリジリと彼女に詰め寄り
『レンくん、待って…ね?
落ち着いて…!!///』
ヘッドボードに追い込むと
逃げ場をなくした○○は
俺を押して抵抗する。
けど、そんな少しの抵抗が
逆にそそる。
ベッドに組み敷くと、
熱くて甘いキスをする。
「んっ、ん……っ…////」
『ンッ…ふ、…っぅ…ハァ…////』
一度深くくちづけると、
その度に甘い吐息を漏らす○○ 。
すると、甘くとろけた彼女を見て
思い付いたことがあった。
「ねぇ、レディ?」