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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第22章 蘭丸×スポーツユニ(後編)







○○side








『ん……』








目が覚めると








病室のようだった…








「起きたか…??」








私の目に写ったのは
さっきまでの
男達だった








『あぁ、う、…








ごめんなさ、








いや…やめて…くださ…』








震えてベッドの端に逃げる私に








「おい!








俺だ!








お前の恋人だろうが!!!」








と、肩を揺すった。








ばっと幻覚が消えて








目に写ったのは








『せんぱ…っ…//』








蘭丸先輩だった。








それから
先輩はギュウと私を抱き締めて








初めてキスをしてくれた。








『へっ……!?//』








驚く私に








「なんだよ、








そこは喜べよ…//」








と、照れくさそうにする。








あれ?








嬉しいんだけど、、








『あ、あの、








恋人って………』








「まぁ、別れた覚えはないからな。」








『七海さん…は…?』








「七海がどうした?」








きょとんとする
先輩に、








私は自分の考えていたことを話した。








蘭丸先輩の好きな人が
七海さんじゃないかってこと。
七海さんと抱き合ってたから
付き合っていると思っていること
フラれたと思ってたこと







「はぁ、…アホか








俺は七海を好きと思ったことはないし、
七海も俺を好きなんじゃない、







あの日は
七海が嶺二に告白して
フラれたって泣いてたから
話を聞いてやってたんだ。







七海はいつか
お前がこうなるんじゃないかって
心配してた…








それを無視してた俺が甘かったんだ。








メールも、嶺二に一旦距離を置けば、
見えてくるものもあるんじゃないかって
言われたからそうしたまでだ。」








私の手を握る力が
少し強まる。








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