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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第21章 蘭丸×スポーツユニ (前編)







そのあと
最初警戒心のあった彼女も
安心した表情で
教室を去っていった。










私、あぁ言ってなかったら
どうなってたんだろ…










少しトリハダがたったが、
まぁいいや。










これは放課後には
またストーカーに戻っちゃう感じかな…










ハァ…









まだ、なにもしてないのに…









私は勝手に蘭丸先輩の好きな人を
彼女だと決めつけ








さらに
その恋が成就することを
見越して








フラレる心構えをしていた。









**








放課後








ダンッ ダンッ








体育館から響いてくるこの音に
引き込まれるように
いつもの場所へ向かう。








行かなければ
1秒でも長く付き合っていられるものを…









そう思いつつ
結局見に行ってしまう。








そこには








『ら、蘭丸先輩………??』









「…お、おぅ………」









蘭丸先輩一人だけだった。







私は体育館の扉の側に
目立たないように立ち







先輩を呼ぶ。








先輩はボールをつくのを止めて
こちらに視線を向け
少しばつの悪そうに







「今日は自主練だってよ。








待ってんだけど
誰も来ねーし。」







と、言う。








一人でバスケしても
つまらないのかな…








『あ、そ、それは…え、…と…








残念ですね??』








ここでコミュ症の悩み炸裂な私。








いま言うべき言葉が見つからない。









すると蘭丸先輩は









「ハハッ…








残念ですねって……









そこは私が何か手伝いましょうか?








だろ…?」








うわぁ…笑ってくれた//








『そ、そそうですよね!!!!









私、何でもしますよ!









掃除しますか?
それともボール磨きますか?』








「うーん…








ボール出してくんねー?」

















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