第20章 嶺二×リボン
赤いリボンをほどき
白い箱を開けると
「へっ!!!!!????」
『っ////////』
「何してるの○○ちゃん!?!?」
中には
リボンで大事な部分のみを隠して
いわゆる、私がプレゼント♡的な格好の
○○ちゃんがいた。
『いや、その…サプライズ…というか、
あの、プレゼント…です///』
白い肌を真っ赤にさせて
照れながらこういう○○ちゃん。
いやいやいやいや、
嬉しいけどさ…//
とりあえず箱を分解して
○○ちゃんを箱から奪還。
ベッドに座らせて
タオルケットをかけて
少しお話。
「何から聞いたらいいのか分からないけど…
仕事はどうしたの?」
『あ、あれ、
嘘です。
ごめんなさい…;;//』
「そーだったの!?!?
もうっ!
嶺ちゃん、もう少しで
他の人と飲みにいくとこだったんだよ?」
『はっ!!
そんなこと、考えてなかった……;;;』
「それに、
その格好…
普段こんなこと
する子じゃないし…
誰に吹き込まれたのっ?」
僕は○○ちゃんの
この姿に激しくなる気持ちを抑えて
黒幕を探る。
『あ、その…
蘭丸さんに…/////』
彼女から発される名前は
予想はしてたけど…
なんだってっ!?!?!?!?
「なんでランランとっ!?!?」
ガシッと肩を掴むと
少し瞳をうるうるさせて
『き、急に蘭丸さんに、
嶺二に贈るプレゼント、決めたのかって
聞かれて、
まだですって言ったんですよ
そしたら…
その、色々と教えてくださって…//』