第3章 真斗×浴衣
「お、お、
お前…その格好……//」
『ふぇ?』
窓に映る自分の姿を見ると
(浴衣…!!!!!???)
浴衣がはだけにはだけて
まるで事後…//
『なっなななっ、////』
はだけた前をギュッと握りしめ、
自分の格好を直に確かめます。
(あれ、下着が…ありません。)
作戦通りではあるけど、
なんで、今なんですかっ!?///
空気を読んで下さいよ!空気を!
純愛映画のような雰囲気から一転、
ポルノのような雰囲気になってしまいました。
「○○…」
急に低いトーンで
私の名前を呼ぶ真斗様。
驚いて見上げると
『は、…ふンっ…
んっ、んぁ…はぁ…////』
深くくちづけされました。
(さっきは拒んだのに…っ///)
こんな真斗様初めてです。
「ん……っ、
お前からさせてしまうとは…
すまなかった。」
優しく見つめてくれる真斗様。
『い、いえ……///
私も泣いてしまって…ごめんなさい…//』
すると、真斗様は
拳を握って悔しそうに
「俺は、お前を前にして
理性を保つのが精一杯だったんだ。
指一本でも触れたら
絶対にお前を傷つけてしまうと……
でも、それが逆にお前を
苦しめていたんだな…」
私の頬にそっと触れて
再び甘いくちづけをくれる。
『んっ、はぁ…
まさと…さま…っん…///』
ぐっと頭を掴まれて
逃れられない。
苦しいのに、気持ちいい。
必死に真斗様にしがみついていると
ドサッと押し倒されました。
いよいよです。///
なんて思って
ギュッと目を閉じると
「怖いか…?」
と、そっと
額にキスを落とす真斗様。
『こ、怖くはないです…//
ただ、緊張して…//
でも私、真斗様になら
何されても平気…ですから。//』
照れながらも
真っ直ぐに真斗様の瞳を見つめます。